クラシックギターをやっています。少しずつ前に進んでいます。(カステラミルクの雑記帳2009年1月16日~2014年12月31日、カステラミルクの練習帳2009/04/09~2014年12月31日)定期更新を終了いたしました。
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 蔵出しエッセイ:アラビア風奇想曲
2014年10月30日 (木) | 編集 |
アラビア風奇想曲の演奏は、なかなかよい演奏に巡り合えない。


冒頭のアラベスクを思わせるスケールと、もうひとつの長いスケールだけが目立ち、
後はつなぎに過ぎない演奏が多いように思う。


残りの部分こそ、美しい歌の部分である。
しっかりと人間のドラマを描きこんで、歌い上げるべき所である。


プロの演奏なら、この歌の部分がある程度しっかりと弾けているので、
アラベスクのところが突出している印象は少ないが、
それでもこれに余計な色がついていたりして、首を傾げることもある。


私の考えではアラベスクのスケールは、さらりと弾くべきである。
何故なら、この曲は、自由な形式で書かれてはいるが、宗教的な意味合いが強く、
アラベスクは宗教的モチーフだからだ。


私はこの曲を正しく弾くことができるギタリストをひとりだけ知っている。
それは中峰絵理果さんである。


私が彼女の演奏を初めて聴いたのは、何年も前になる。
彼女が当時わずか12歳だったことは、この文章を書くために、調べ直してわかった。


12歳という記述を私が覚えていなかったのは、彼女の演奏を自身のホームページに載せていた、
父親の中峰秀雄氏のエッセイがあまりに面白く、演奏も印象的で、
それらを堪能した後で、彼女の「アラビア風奇想曲」の動画を見たからだと思う。


そして、私が、このたび、彼女の情報と演奏を探すのに、思いのほか時間がかかったのは、
私が彼女の名前を「マリア」と思い込んでいたからである。


12歳の彼女は、艶のある音で「アラビア風奇想曲」を弾いた。
アラベスクはいたって普通に、歌の部分を実によく考えて弾いていた。


ゆっくりと呼吸をするように、静かに深く、ひとつひとつ語りかけるように。
彼女の演奏の特徴は、まず低音の響きがすばらしいことである。
単音を長く伸ばすところは、大きな建物に太い柱が通っているように、まっすぐでゆるぎない。
二重和音の連続は重くしっかりと弾いていて、畏れのような感じがよく表現できている。


一方、高音で描かれる部分は、割とさらりとしている。
可愛らしく軽快な感じもする。
このギャップが、曲全体に、立体感を持たせている。


適正な箇所でルバート、アッチェレが施され、最後は切ない感じで終わる。
よくよく大切に丁寧に仕上げられていて、文句のつけようがない。


「アラビア風奇想曲」は自由な体裁で書かれた曲ではあるが、宗教曲のように、敬虔な気持ちで、弾くべき曲である。
そのように、私に確信させたのが、彼女の12歳の時の名演奏である。
(2013年6月19日)

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 多彩なクピンスキーデュオの世界
2014年10月30日 (木) | 編集 |
Kupinski Guitar Duo - Dusan Bogdanovic - Sonata Fantasia
http://youtu.be/gSRGLuGOWrI

ドゥザン…・ボグダノビックさん?
はっきり言ってわけわからん曲やけど、かっこええねん!
変な曲すぎて、ひとことコメントすらつけられへん。
あえて言うならダリウスが水を得た魚みたい。
いつもならエヴァのためやけど、きょうは僕のために弾くみたいな。

下は、聴きやすい「歌劇どろぼうかささぎ序曲」
Gioacchino Rossini - La gazza ladra (Overture)
http://youtu.be/3eq4K_bERDg

なめらかで優雅です。

 アントン・バラノフさんのプーシキン・ワルツ
2014年10月26日 (日) | 編集 |
こんな楽器店の試奏風景、ありえへん…
Yuri Smirnov 'Pushkin Waltz' played by Anton Baranov
http://youtu.be/ty-wUJRneLE


Yuri Smirnov 'Lulla' played by Anton Baranov
http://youtu.be/t9WOdHBY2q0








2014年10月27日追記:
本日アマゾンアフィリエイトから、このブログの埋め込み広告から商品が売れたが
紹介料は支払金額に満たないため、繰り越すと言う内容の通知がアマゾンから来ました。


ありがとうございました。

2014年8月頃に、本、ミュージック、パソコン・周辺機器
のカテゴリーより各1点、お買い上げいただきました。

この中でCDは私もぜひとも欲しいと思って紹介したものです。
気に入っていただけたらうれしいです。

 再掲載:演奏:小さなロマンス ワルカー
2014年10月24日 (金) | 編集 |
三連符のところがスローなのは先生の指示によります。
初めて習った時も発表会のために弾きこんだ時も速く弾けなかったため、スローで弾きました。
私の後に弾いた生徒さんでここまで遅く弾いた人はいません。

今なら速く弾けるかもしれませんが変更する気はありません。
三連符のところで先生が私に
「木から光が差してくるように」とおっしゃったことを思いだすからです。




初めての発表会(2004年5月)で演奏した曲です。
未だにノーミスでは弾けません。


最後の方の和音、汚な…(ノд・。)


撮影場所:淡路島と琴平(ねこ)



(2011年7月29日)

 今年いっぱいでブログ「カステラミルクの練習帳」を終了します。
2014年10月23日 (木) | 編集 |
いつも見て下さる読者様、ランキングのボタンを押してくださった方、ごめんなさい。
表題の通り、「カステラミルクの練習帳」を終了することにいたしました。

このブログは最近でこそ外国人ギタリストの演奏を紹介するブログになりましたが、
元々(開設当初)は私がこつこつ練習を積み上げる日々を綴るために始めたものです。

ブログの方針を転換したのは、私が右手を故障した時、
何故か京都に住む私に、大分から漢方薬を通信販売で買うように勧めてきた人がいて、
断ると「あなたの音が硬いのは夫に支配されているせい」とまで言われ、
その方にうるさくつきまとわれることに嫌悪感を覚えたためです。

その時に私は若い時に経験した伝統芸能の世界ほどではないけど、
クラシックギターの世界も大概狭い嫌な世界だと思いました。

それでもその世界に居続けることができたのは、先生と夫が私を守ってくれたからこそです。
これ以上はクラシックギターを続けることと「カステラミルクの練習帳」を続けることは本当に厳しい状況です。

実生活でも上に書いたような人はいます。
その人達は余命幾ばくもなかった先生を踏みつけて傷つけました。
今はその人達のことで頭がいっぱいです。

気持ちの整理のため、ブログを今年いっぱいに期限を定めて終了することにしました。

残りの期間はブログのお友達の方と連絡を取ったり、
PCのお気に入りに入れている動画を紹介したりしようと思います。

このブログを残すかどうかはまだ決めていません。
まずはお知らせまで。

2014年10月24日追記:削除していた過去記事の一部を復活させました。
コメント欄はすべての記事を新しい記事から古い記事へ遡って100件分しか表示していません。
「カステラミルクの雑記帳」でも過去記事の一部を復活させました。
(2014年10月30日追記:雑記帳に掲載可能な分はすべて表示いたしました。)

2014年10月27日追記:
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ありがとうございました。

2014年8月頃に、本、ミュージック、パソコン・周辺機器
のカテゴリーより各1点、お買い上げいただきました。

この中でCDは私もぜひとも欲しいと思って紹介したものです。
気に入っていただけたらうれしいです。


 テデスコのゴヤの24のカプリチョス(ジュリオ・タンパリーニさんによる)
2014年10月22日 (水) | 編集 |
のっけからすみません。
ゴヤによるの「による」はなんや~?!

テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス 作品195
山下和仁(アーティスト, 演奏), マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(作曲)
amazonへのリンク
商品の説明
メディア掲載レビューほか
ゴヤの版画集「ロス・カプリチョス」の中から24枚を選び,それに音楽を付ける形で作曲されたC=テデスコの傑作の,世界初の全曲録音。山下らしい鬼気迫る演奏で,元となった版画の本質にも到達している。でも,もう少し「粋さ」がほしかった。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)


山下和仁さんの演奏をただ速いと言われると無性に腹が立つ私は、実は「悪魔のカプリッチョ」ぐらいしかお金を出して買っていません。(後は「鳥の歌」とかちょっと借りたり動画で観たりして…。)

そういうわけで、すみません。
本日のお題「ゴヤによる24のカプリチョス 作品195」(山下和仁さんの演奏による)は持っていません。

でもねえ、この方が別格だと言うのはわかります。
そして何故に彼を追いかけるのは日本人ではなく外国人なのか?

山下さんがお弾きになったこの不思議な雰囲気の曲集をカバーされた外国の方がいらっしゃいます。

大変親切なダイジェスト集
M. CASTELNUOVO TEDESCO: 24 CAPRICHOS DE GOYA (G. TAMPALINI)
http://youtu.be/4hwFZ7h_0kQ



画面が横に伸びて残念な12番。
(「12.仕方がなかった」という邦題にひとりではまるカステラミルク )
GIULIO TAMPALINI - No hubo remedio (Castelnuovo Tedesco - Caprichos de Goya)
http://youtu.be/GLtWhmSqd_I


ちゃんと説明できなくて申し訳ないのですが、テデスコの曲の世界は絵画的であると言って、
多分ハズレではないと思います。

絵画的に聴こえるような弾き方をできる人はそんなにいないと思うので、
素直にジュリオ・タンパリーニ(読み方、合っています?)は上手な方だと思います。

山下和仁さんのCD…、リアル仲間の誰か持ってないかな?(結局買わへんのか?)

・・・
今回の記事は「土下寝で昼寝!」様の記事「34年目の奇跡」に触発されて書きました。
http://doge-sucha.com/2014/10/guitar-255/
(私事ですが誕生日に投稿された記事だったのでうれしかったです。)

マルコ・トプチさん演奏の「展覧会の絵」を紹介しておられます。
ぜひご覧ください。

山下和仁さんは別格です。
あの人は人間ではなくて楽器です。

それでもハイレベルのプロの方には山下さんを追いかけて行ってもらわないと。

・・・
シャコンヌ・クラベレンガさんの拙記事もどうぞ

 エアというかアリア
2014年10月19日 (日) | 編集 |
J. S. Bach: Air (Classical guitar)
Per-Olov Kindgren
http://youtu.be/FUPx42UmSng

私が主に聴いてきたギター音楽は主にスペインものと南米ものとコンテンポラリーです。
古典を少し聴きますが、まだルネッサンスとバロックは関心を持って聴いておりません。

その理由は私の関節が硬くて、弾くことができない曲を好きになれないからです。

しかし最近その考え方を改めなくてはならない状況にいたりました。

恩師の急逝により代替師事先を探さなければならなくなった仲間と夫と私を取り巻く状況は非常に厳しいものです。

クラシックギターだけの教室は料金が高額でコンクール対策を重視しているか、
お金持ちだけを相手にしているとしか思えないところが多くあります。

手ごろな料金のところは弾き語り、アコースティックやエレキ、マンドリンやウクレレなども教えています。
これは少ない生徒の奪い合いでそうならざるを得なかったのだろうと容易に推察できます。

しかし先生の音楽性は本当はどうなのだろう?といちいち疑問に思えてくるのです。

これまで私はセゴビアに傾倒していた先生についていくだけでよかったのですが、
新しい先生になんでもかんでも期待してはいけない、
自分で進んでいろいろ聴いていかなければならないという考えにいたりました。

聴きやすいものから聴いてみようと思います。

うちに楽譜はあっただろうか…
実はこれまで先生の楽譜を生徒は自由にお借りできたのです。
それが私達にとってどれほど貴重なことだったか…

取りあえず本日の動画紹介では聴きやすいものを選んでみました。
ペロロヴ・シングドレンさんは、遅くデビューされたことで有名な方です。
静かな曲が上手です。


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この記事限りでランキングへの参加をやめることにいたしました。
約半年間、ありがとうございました。
特に「恩師との別れ」前後の記事ではたくさん応援をいただき、
ブログ村のクラシックギター部門のINポイントで最高3位まで上がりました。
その節は勇気づけられました。
本当にありがとうございました。
(2014年10月23日追記:投票ボタンの表示をやめましたがランキングサイトへの登録は当分そのままにしておきます。)



 なくてもかっこえーねん!(クピンスキー・ギター・デュオのピアソラ)
2014年10月13日 (月) | 編集 |
日々是好ギター日様の最新記事に触発されて、こちらもピアソラ特集をやりたいと思います。
私?、弾けません。夫?、逃げてます。
そんなわけで引っ張ってきたのは、クピンスキー・ギター・デュオ!

KUPINSKI GUITAR DUO-Astor Piazzolla Zita


夫と私がたまにド下手な重奏をして、後で言われたくない感想のひとつが「息がぴったりだった」というものです。

もたもた数えて、やたら長いブレスを入れて、一応、楽譜をなぞりましたというか、
なぞるだけでも大変なので、素人はそれでもいいと言えるとも思いますが、
天地神明をかけて、夫と私の重奏で息なんぞはけっして合ってはいないのです!

クピンスキーギター・デュオ(ポーランド人のご夫婦です。)は息が合っているだけでなく、攻めているし、凝っているし、
聴き手に、この曲はこう弾くべきという固定されたイメージがすでにある場合を除いて、言うことはないと思います。

だんなさんだけじゃなくて奥さんの演奏も男前!
ふたりの演奏はドライブ感があふれていてかっこいいです。

A.PIAZZOLLA - INVIERNO PORTENO KUPINSKI GUITAR DUO


ちなみに今回の記事タイトルは、私が夫を励ますときの言葉です。
但し、「ギターを弾いていたら」という言葉がつきます。

関連記事:最後に最高に楽しいワルツを。(グラナドスについて語る:最終回)



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 あれから。
2014年10月11日 (土) | 編集 |
体験レッスンを一件、申し込みました。


なんか、何回も電話をさせられた。(私がかけたのではないけれど。)




ギターの練習はしています。




いろんなつながりの方にご心配と励ましのお言葉をいただいております。
本当にありがとうございます。



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 生アルペジョーネに誘われて。
2014年10月10日 (金) | 編集 |
本日、12月5日の京都文化博物館別館で開かれる西垣正信さんのコンサートのチケットを入手いたしました。
アルペジョーネ・ソナタ(ソロ)の初演があります。
20141011-nishigakisanconcert.jpg

す、すいません。
一番観たいのはプレトークの時に、古楽器製作家の平山さんが演奏される、
できたてほやほやのアルペジョーネだったりします。

私、庶民も庶民なんでえー、おしゃれなコンサートって、苦手でえーーー。
普通の人のは聴くけど、えらい人のは録音聴き専門だったりしますーーー。

そういうわけで、こそっと行って帰ります。

どんな音やねん! すごく気になる。
廃れたって、ほんまは変な楽器やったんとちゃうん?!

関連記事:これをギターソロで弾ける人がいたら快挙だと思う。


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